湧水(ゆうすい)とは地下水が地表に自然に出てきたもののことである。湧き水(わきみず)や泉(いずみ)、湧泉(ゆうせん)とも言う。大規模な湧水はそのまま川の源流となることもある。
地下水の水頭(地下水ポテンシャルと大気圧の平衡する高さ)が地表よりも高く、かつその地下水が地表に出てくる地質条件が満たされている場所において、地下水が湧出し、水が湧き出る(湧泉)。このような地形は、沢の谷頭(こくとう、たにがしら)部、山地と平地(へいち)の境目、台地や河成段丘の崖線沿い、扇状地の末端(扇端部)、火山周辺の溶岩流末端などが多い。また、石灰岩等の炭酸塩岩類の洞窟は地下水による浸食で形成されたものであり、現状においても内部に水流が見られることが多いことから、鍾乳洞(石灰洞)の洞口も湧水地点となることがある。
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気象条件・人為作用などにより地下水位が上下することで、湧出量が増減したり、時には枯渇したりする。しかしその変動は、一般的には河川水におけるそれよりも小さく、得られる水量が気象条件によって左右される度合いが少ない、言い換えれば安定した水資源となっている例が多い。
砂漠では湧水によりオアシスが形成されることもある。